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* やさしく訪れる季節のように * [リース]


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夏のおわりと秋のはじまり
これからなんども
行ったり来たりしそうですが
秋風が吹くと
こころからホッとするような
この夏の暑さでした







今年の夏は
紋別の親戚を訪ね
おじさんやおばさんの温かな笑顔に
たくさんの元気をもらいました

オホーツク海の風をたくさん吸ってきました
・・・来年はアイヌ文化に触れる旅をしたいと思っています・・・








相模原のハーブ園では
残りわずかなブルーベリーの実を摘みました

たっぷり摘んだ実を
スムージーやアイスにいれて
夏のなごりを愉しみつつ
体調をととのえています







リースは
ちいさな木のみを入れて
サーモンピンクとライトグリーンの
「やさしく訪れる季節のように」









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* 優しい未来 * [リース]


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あなたの



あしたが



ただ優しく



ありますよう













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* 夏のちいさなメモ2 ~Simplicity~ * [ひとりごと]



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各駅の電車で
東京から山梨方面へむかうと
いつのまにか
電車のドアが自動から手動に変わっている



朝の中央線はとても混んでいて
下りは豊田駅がピーク
だがそこから徐々に電車が空いてきて
中央本線になると一気にゆったりする






電車のドアが自動から
手動に変わったただそれだけなのに
なんだかこういう境目が
とても好きだ
人が自主的にボタンを押し
そして閉めるその駅のホームには
ちゃんと風が吹いている
遠くに近くに山がみえる
人のあいだに
たくさんのものが流れている
そんな気がする

手動で空けたドアから
こちらにそっと流れるなにか
・・・






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私鉄の京王線や小田急線に乗ることもよくある
東京の私鉄の電車は
特急・急行・快速・各駅・・・・・
いろんな種類の電車がとにかく次々に来る


この前バスの時間に合わせるため
とある駅で 特急や急行や快速を見送り
各駅の電車に乗った


7人掛けの椅子に2・3人ずつしか座っていなくて
冷房も涼しすぎるぐらいで
静かな車内でゆっくり本を読んだ


特急、急行、各駅停車
徐々に

そう徐々に
このときも電車に乗る人が減るのを見ていて
こんなはっきりとした変化が面白かった
たった10分も変わらないなら
できるだけ各駅に乗っていこうと
考えただけでもたのしくなる




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* 夏のちいさなメモ1 ~Simplicity~ * [ひとりごと]


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旅の途中や旅気分のときに読む本
何度も読む本がある

レイチェルカーソンの『センス・オブ・ワンダー』や
星野道夫さんの数々のエッセイや
H・D・ソローの『森の生活』・・・・etc.


とても広くて深い本のなかの世界が
自然のなかで読むと
より広がるような気がする





そんななかでも
とっても好きな本が
『海からの贈りもの』。
特に旅先でじっくり何度も読みたくなる



美しい海の貝殻のその模様や色やかたち
ひとつひとつをなぞらえながら
「女性」
その日常や人生で
むきあう必要のある大切な
宝物のカケラたちが
繊細に 丁寧に
感性豊かに語られている





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この本の旋律、描写 
ひとつひとつが
美しいが
語られている内容が深く的を得ていて
読むごとに
新しいものを発見する



住む国がアメリカでもなく
時代もちがうというのに
普遍的な女性のテーマが
これほどにも変わらないものかと思う



にし貝
つめた貝
ひので貝
牡蠣
あおい貝

・・・・・









その俯瞰の鮮やかさやこまやかさに
圧倒されながら
こんな鳥のような俯瞰を
忘れないようにしなければと
思わずにいられない


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女性の常に気を散らせている
その時間の多さや
特別の理由がないと実行できなくさせている
ひとり時間の確保や

ひとつひとつの
大事な確認が
海辺の貝殻のメッセージと共に
読み手のきもちを無くさずに

耳元にとどく・・・


そしてこれはきっと女性だけでなく
男性にもいえること
じぶんをこんなふうに尊重することで
他者を尊重してゆきたいとおもう









海からの贈りもの

海からの贈りもの

  • 作者: アン・モロウ リンドバーグ
  • 出版社/メーカー: 立風書房
  • 発売日: 1994/10/01
  • メディア: 単行本


この本はいろんな人の訳本で出版されていますが
わたしはこの立風書房から出ている落合恵子さんの訳文が好きです
女性特有のしなやかな表現を
男性が訳すと違うものになってしまう気がします







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* 空のあいだに * [リース]


先月は本当にいろいろでした
いきなり梅雨があけ
西日本の豪雨と
この猛暑と酷暑
日本だけでなく世界で起こる
温暖化による自然災害
考えも想いもまとまるものではありませんが・・・




そんななかさらに
オウム死刑者のニュース
もうこれは如実にまたさらに
日本社会のたくさんの問題点を
クローズアップしたという他ない



作家の
村上春樹さん
田口ランディさん
死刑執行に関するそれぞれの寄稿を読ませていただいた
その勇気と行為に最高のリスペクトを贈りたい
そして彼らの著書もゆっくりまた読ませていただきたい
特に田口さん
2011震災と重なるように出版された『マアジナル』は最高だった
今回も重なるように半年前ごろ出版された
オウム林泰男死刑囚との交流を綴った『逆さに吊るされた男』
神さまに動かされている作家のひとりだ







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庭に来るハチさんたちに一番人気なのが
このフウセンカズラのちいさな白い花


指先にも満たないちいさなちいさな白い花が
ぷっくりとまあるい風船のような実になって
ハート模様の種を宿らせる



猛暑にも負けずに草花が広がって
フウセンカズラはこんなふうにまあるい輪をつくった
このまるはなんとなく
ハートのようなかたちにもみえる











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いま空へむけて
願うきもちが
すこしでも
とどきますように














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