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* 眠い * [ひとりごと]


眠い


ほんとうを言うと
いつもけっこう眠い・・・


いつも夢中で作品を創ってる・・
それは無心で創っているのだとおもうんです


個展へ向かいきもちがよりまっすぐになってくると
手が動いてくれる


どの子を選ぶのか
どこへ繋げるのか


それはやっぱり言葉にすると
おおげさになるけど

かみさまとの
やくそくなんだよね
きっと



すごくツルも細いし
すきまがいっぱい空いている


だから
ひとつの素材を付けるのに
ぎゅっとその都度押さえてじかんをおいている


そのときにきゅっと
エネルギーをとおしている気がする


かみさまがそこへ
OKだしてくれる気がする


一回 一回
延々とそれをやっている


やっぱり言葉にすると
うさんくさくなるけど


そんなことを10数年も
毎日のようにやってきたからなのか


眠くなってくることが多い
かかるエネルギーのぶん
調整しているのかなぁ
なんておもいながら・・・




ええ、だから
作業の合間に淹れる深煎り珈琲と
作業の終わった後に飲むハーブティは
いつも最高に美味しいのです












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* 夏のちいさなメモ2 ~Simplicity~ * [ひとりごと]



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各駅の電車で
東京から山梨方面へむかうと
いつのまにか
電車のドアが自動から手動に変わっている



朝の中央線はとても混んでいて
下りは豊田駅がピーク
だがそこから徐々に電車が空いてきて
中央本線になると一気にゆったりする






電車のドアが自動から
手動に変わったただそれだけなのに
なんだかこういう境目が
とても好きだ
人が自主的にボタンを押し
そして閉めるその駅のホームには
ちゃんと風が吹いている
遠くに近くに山がみえる
人のあいだに
たくさんのものが流れている
そんな気がする

手動で空けたドアから
こちらにそっと流れるなにか
・・・






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私鉄の京王線や小田急線に乗ることもよくある
東京の私鉄の電車は
特急・急行・快速・各駅・・・・・
いろんな種類の電車がとにかく次々に来る


この前バスの時間に合わせるため
とある駅で 特急や急行や快速を見送り
各駅の電車に乗った


7人掛けの椅子に2・3人ずつしか座っていなくて
冷房も涼しすぎるぐらいで
静かな車内でゆっくり本を読んだ


特急、急行、各駅停車
徐々に

そう徐々に
このときも電車に乗る人が減るのを見ていて
こんなはっきりとした変化が面白かった
たった10分も変わらないなら
できるだけ各駅に乗っていこうと
考えただけでもたのしくなる




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* 夏のちいさなメモ1 ~Simplicity~ * [ひとりごと]


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旅の途中や旅気分のときに読む本
何度も読む本がある

レイチェルカーソンの『センス・オブ・ワンダー』や
星野道夫さんの数々のエッセイや
H・D・ソローの『森の生活』・・・・etc.


とても広くて深い本のなかの世界が
自然のなかで読むと
より広がるような気がする





そんななかでも
とっても好きな本が
『海からの贈りもの』。
特に旅先でじっくり何度も読みたくなる



美しい海の貝殻のその模様や色やかたち
ひとつひとつをなぞらえながら
「女性」
その日常や人生で
むきあう必要のある大切な
宝物のカケラたちが
繊細に 丁寧に
感性豊かに語られている





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この本の旋律、描写 
ひとつひとつが
美しいが
語られている内容が深く的を得ていて
読むごとに
新しいものを発見する



住む国がアメリカでもなく
時代もちがうというのに
普遍的な女性のテーマが
これほどにも変わらないものかと思う



にし貝
つめた貝
ひので貝
牡蠣
あおい貝

・・・・・









その俯瞰の鮮やかさやこまやかさに
圧倒されながら
こんな鳥のような俯瞰を
忘れないようにしなければと
思わずにいられない


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女性の常に気を散らせている
その時間の多さや
特別の理由がないと実行できなくさせている
ひとり時間の確保や

ひとつひとつの
大事な確認が
海辺の貝殻のメッセージと共に
読み手のきもちを無くさずに

耳元にとどく・・・


そしてこれはきっと女性だけでなく
男性にもいえること
じぶんをこんなふうに尊重することで
他者を尊重してゆきたいとおもう









海からの贈りもの

海からの贈りもの

  • 作者: アン・モロウ リンドバーグ
  • 出版社/メーカー: 立風書房
  • 発売日: 1994/10/01
  • メディア: 単行本


この本はいろんな人の訳本で出版されていますが
わたしはこの立風書房から出ている落合恵子さんの訳文が好きです
女性特有のしなやかな表現を
男性が訳すと違うものになってしまう気がします







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* 願うなら * [ひとりごと]

戦争時代

こころで平和を願いながらも

言葉や行動や表現で

思うままできなかったひとが

どれほどいただろう

  
いまもむかしも

ひとのこころの本質は変らない


安曇野いわさきちひろ美術館で感じたことがあった

戦争時代に あのうつくしい子どもの姿や顔を描いた

ちひろさんのその胸のうち

戦争に対して言語の制限があった時代に

美しいこどもの絵は

まっすぐ 真正面に 立ち向かった表現以上の主張がある

でもあの時代には受け入れられなかった場面も多かっただろう


『赤毛のアン』を翻訳した村岡花子さんもそうではなかったかと思う


今はそんな時代とは違うけれど

ほんとうにさまざまな社会問題がある

アートや音楽や物語や詩はそのなかで

のほほんとなまぬるい表現じゃない

愛と平和に立ち向かった光 願い ベクトル

自分がそうなれるかは全然わからないけど

感じるまま 願うまま

作品を作れたらとおもう日々です


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* SNS * [ひとりごと]

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適度な距離があること。。。

ここちよく想像できること。。。

思いやりを持ち続けること。。。


 

人と接するうえで大切にしたいと思っています

一期一会

素敵な響きがするこの意味のごとく

人と出逢うことに

ひとりひとりに

思いやりと感謝を忘れないように

みんなそんなふうに育ってきたのだと思います

 


そんな思いをつみかさねたわたしたち大人は

まだよいのだとしても

子どものうちにSNS(コミュニティ型WEBサイト)を知ってしまって

つながりの意味

想像の大事さ

距離の大切さ

思いやりのこころ

育つまで

どうか外見的なルールの街で失わずに

どうか表面的なゲームの城で迷わずに


人とゆっくり たいせつに

一期一会を積み重ねていってほしい

もし傷ついたときも

君はちっとも悪くないのだから


 


どうか

子どもも

大人も

そんなにつながりを急がないで

メディアのなかの会話でなくて

こころのなかで 想像したり

顔をあわせて 微笑んだり

ゆっくりと ひとりずつ 

人と人が会う

そんな毎日で

ありますように

 

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