* 願うなら * [ひとりごと]
戦争時代
こころで平和を願いながらも
言葉や行動や表現で
思うままできなかったひとが
どれほどいただろう
いまもむかしも
ひとのこころの本質は変らない
安曇野いわさきちひろ美術館で感じたことがあった
戦争時代に あのうつくしい子どもの姿や顔を描いた
ちひろさんのその胸のうち
戦争に対して言語の制限があった時代に
美しいこどもの絵は
まっすぐ 真正面に 立ち向かった表現以上の主張がある
でもあの時代には受け入れられなかった場面も多かっただろう
『赤毛のアン』を翻訳した村岡花子さんもそうではなかったかと思う
今はそんな時代とは違うけれど
ほんとうにさまざまな社会問題がある
アートや音楽や物語や詩はそのなかで
のほほんとなまぬるい表現じゃない
愛と平和に立ち向かった光 願い ベクトル
自分がそうなれるかは全然わからないけど
感じるまま 願うまま
作品を作れたらとおもう日々です
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