* すきとおったせかいを *

ことしの札幌ゆきは
少し涼しくなってからということで
8月下旬にしました
年に一度でもお墓参りは
大事だと思っている我が家の
たいせつな旅でもあります

北大植物園へ足をのばすと
すっかり秋の風になった空気と
やさしい緑の樹々がむかえてくれました

エゾリスはちかづいても
ただ餌をさがすのに夢中で
こちらには知らんぷり
ちょこまかと動き回っていました

ちょっと歩き疲れたけれど
北大キャンパスの方にも足をはこび
こちらも樹々と水辺とが
ほんとにここちよく調和していて
旅のつかれが癒されました

＊＊＊

作品作りの記録は細かくつけているので
いつ、いくつ作ったか　ノートでわかるのですが
去年は7月もけっこう作品を作っていました
でも今年の7月だけはなぜか
どういうわけか作れなかったんです

なんだか世界が
硬直しているかのような
なんともいえない空気を感じました
うっかり自分も
ニュースをみたりしてたのも
良くなかったんだと思います
なにより
猛暑もすごくて疲れてました

8月になり　立秋ちかくになると
猛暑が少し和らいだようになり
秋を少しだけ感じられたのもあり
急に作品がつくれるようになりました
7月の反動でふと
「すきとおったせかいをつくりたい！」
という想いがワッと湧きあがりました

個展タイトルは春から幾つも
候補が浮かび「これかな」と思いながらも
なんとなく決めかねていて
それが不思議
今回のタイトルに決めたときは
心と体がスッと落ち着いた感じがしました

Natures工房 -晶-2022個展は

「すきとおった音」

11/18～開催します
いろんな音を
感じてもらえますように・・・・・

※詳細はこちら

当HPでも詳細をご覧いただけます

* かぼちゃの夢 *

オレンジに染めた
ペッパーベリーの実から
発想をとばして
秋ににあうリースを
つくってみました

プリザーブド素材なので
毎年飾れるように
簡単に取り外せる
ハロウィンのミニプレートも
つけています

毎年ハロウィンのリースは
色合いもおもしろいので
パターンを考えるのがたのしいです

なにより
オレンジ好きなので
ウキウキします

かぼちゃのみる
オレンジ色の夢のせかいへ
すこし季節さきどりで
想いを馳せました

こちらで販売しています

* 森の風 *

風をかんじるような・・・

シンプルですなおな
リースをつくれたら
とおもいますが
それはただ
しぜんにまかせること以外
ないのかなぁ

つるとつるの

すきまを

風が抜けて

素材のよさが
浮かぶように

森の素材に
いつも
インスピレーションをもらい

森の素材が
いつも
じぶんたちで
おさまってくれる
それを
待ってあげたら
いいのかなぁ
なんて思いながら

 

国分寺のカフェスローさんで
ことしも個展をお世話になれること
こころから光栄に思います
このご時世にも自分ができること
とてもわずかなことしかなくて
とても歯がゆいけれど
このお店の温かなつながりに
ありがとうを感じながら
作品をつくりたいと思います

個展の詳細はHPをご覧ください

* 風のささやき *

水

太陽

目にみえる

多くの自然

すべてに

かかわり

すべてに

かけがえのない

風

風だけは

目にはみえない

けれど

風のおとは

きこえる

やさしい風の

ささやきが

いつまでも

きこえますように

長野の諏訪地域では

7年に一度の御柱祭が今年ありましたが

諏訪明神は古くから風・水の守護神で
五穀豊穣を祈る神として、
また武勇の神として広く信仰され、

現在は生命の根源・生活の源を
守る神と崇められている
とのこと

今日はなんだか
風を感じ
作品にしてみました

リースは個展で展示販売します

* この世界のまんなかはいつもこころの輝き *

前代未聞の
ニュースや
できごとに
耳を傾けたまま

この世界の
中心が
あっという間に
不安定な社会に
切り替わる

いつになっても
終りのない
繰り返しの悲しみに

宝物のような
かがやきが
ふきとばされたまま

気がついたら
もう
どうでもいいような
暮らしぶりになっていた

そんなのいやだ

いやだいやだ

気がついたんだ
もうとっくに
気がついていたんだよ

この世界の中心を
宝物から
ずらしたくないんだ

見て見ぬふり
するわけじゃない

ただ勝手に
すべりこんでくる世界に

こころのまんなかを
渡したくないんだ

じぶんのストリート
渡さずに行こう

この世界のまんなかは
いつもこころの輝き

＊＊＊＊＊

11月東京（国分寺カフェスロー）で
輝きいっぱいの個展をします