* 春の精 * [*ココロのノート]
「春の精」
長い月日のなかで
ほんのわずか咲く春の精
やさしさだけを
謳う花
凝縮された時間は
凝縮された魂
内に蓄えたもの一度に開く
いのちのたけをふりしぼり
どれだけのちからづよさを
どれだけのやさしさに
代えているだろう
どれだけの豊かさを
いまだけのちからに
代えているだろう
「あとはみなにお任せします」
役の座を譲る
生きた潔さを
ただ風にまかせて
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