* 器展へ・・ * [おでかけ]
しとしととやさしい雨が降る日
友人の器展に行きました
友人の最寄り駅近くのCafeが個展会場
彼女はこつこつと マイペースに
だいすきな器をつくり続けていて
ネットで宣伝ということもほとんどしていない
地元やなじみの知り合いのいる町で
自然にしりあう ここちよい人との出会いをとおして
ほぼ くちこみ だけで 作品依頼をひとつひとつ受け
ひとつひとつ手渡ししている
ひとりひとりと
顔と顔を合わせるなかで
カフェや美容院やレストランに少しずつ
器をとどけているうち
それを使ったお客さんからも また依頼が来る
つかいごごちや
ぬくもりを
たしかめたひとからの依頼
彼女の個展は二度目だけれど
その場所は個展会場っていうのでなく
いつも器を置いてもらってる ちいさなお店の
ちょっとしたスペース
名の知れた場所 たくさんの人が集まる場でなく
「顔なじみの 自分が落ちつける場所」
彼女が有名なりたいのでなく
器をていねいに創れたら幸せというきもちが
そんなとこにもあふれてる
ひさしぶりに会った彼女は
いつものひかえめな笑顔だったけど
なんだかすっきりとした明るさで
ここちよく楽しんでる日常がうかがえた
彼女の知り合いの女性と三人でお話ししてて
「まさに身の丈!」
っていう話が何度も出て
ひかえめなのに あふれてくる
人柄=作品
そこはコンピュータや情報社会のかなわない場所
最近のいろいろな気づきがまたここでも重なりました
緑濃くなった
やさしい木々を
六月の雨が
おおきくつつむ
雨は
いきいきと
いきものを
輝かせる
めぐみですね