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* 鎮魂の音楽 * [311]

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*河原の赤いスイバ*

光が映すとき
きらきらした赤のいろ

 
 
 

今年はタイタニック没後100年なのだそう
BS番組で今日観ました
音楽家の細野春臣さんのお祖父さんは
タイタニック号に乗って 助かった人の一人だったそうです
タイタニック号で 助かることをあきらめ 沈んで死んでゆく直前まで
音楽を演奏しつづけた楽団の音楽家たちのこと
同じ音楽家として 深くとらえてきたことが伺えます
細野さんが この楽団の
「たましいを 鎮める 音楽」ということを
東日本大震災と重ねて語っていました

 
 
 

震災一年の3月 色んな番組で震災をふりかえっていたけど
こころにのこったのが NHKでやっていた
2011年3月11日の夜 東京墨田で 新日本フィルハーモニー交響楽団の
オーケストラコンサートが開催された 話でした()

東日本大震災の日 交通網が完全にストップするなか
来れた観客は 徒歩でたどりついた ほんの一握り
オーケストラのひとたちは
午前中からのリハーサルで全員集まっていたものの
大きな震災と、その後のニュースの津波の様子を目の当たりにして
こころの動揺をみな隠せなかったということでした

開催はなぜだったか

反対の声も多々あったそうです

それでもオーケストラの演奏はすべて行われ

その時間も たくさんのパニックの波と
津波にのまれていったたくさんの命

 
 
 

お客さんの感想の中に
あまりにもすごい音楽の躍動感がおしよせ
こんなに音楽で感動したことはなかったと
語っていた人もいた

演奏者も
絶妙なタイミングで ぴったりと全員の呼吸が合った
演奏はこれほどなかったと 語っていた人も
・・・・

  
 
 

***

動揺から
平穏へ

タマシイを
鎮める音楽と
その祈り
・・・・

 
 
 


 


 


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