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* 多摩丘陵の日々 * [つれづれ]


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紅葉を愛でています というのも少しちがうし
バリバリしごとしてます というのも少しちがう

それでもこの季節にかならず走り回るのは
リースの丸い輪っか(ツル)を探しに行くということなのです


今から16年前に東京の稲城市というところへ引っ越しました
こどもが0歳のときでした


こどもが4歳になったころにリースをつくりだしました
地元の自然歩きから出発しました・・・
この地に引っ越してこなかったら
もしかしてリースは作っていなかったかも?というくらい
地元の自然がリースのはじまりでした


どんどん進んでいた地元の里山開発にNO!
そんな活動をしたこともありました・・

このごろでは開発が止めどもなく進んで
ツルのある場所さえも激減しています


私も少し歩く範囲を広げ多摩丘陵を
いろいろ散策するようになりました

なんとか学校の脇とか公園周辺など
守られている緑地もありますが
なんの因果かはわからないけど^^ゞ
材料集めしてると色々開発の光景も目の当たりにしてしまうものです


だんだん蔓探しも楽にいかなくなるっていうことは
さとやまの宝物
たいせつな貴重なものを
私自身がより実感するってことに
他ならないんだなぁって思います



「多摩丘陵」という広大な丘も
どのくらいの速度で
これだけ宅地化されてきたのか・・・
もちろん自分もその宅地に住んでいる・・
この丘の
狭くなったけど里山という宝
その宝の証かもしれない
ツルを少しだけいただき
自然を編んでいけたら・・・




蔓は
森や林のなかにはあまりなくて
民家ちかくの林の縁とか
フェンス脇とかによく絡まっています

それは
蔓の植物が昔から
薬草としてだったり
蔓かごあみだったり
人に利用されていたからなんだろうと思います


ドクダミやオオバコやヨモギなどの薬草が
森の中ではなく
民家近くに生えているのと一緒で・・




こうして蔓を利用させてもらって
ありがとうというきもち
持ち続けたいなぁっておもいます


たとえばツヅラフジなどだったら
お母さんの「茶色」の太い蔓はそのままにして

こどもの「緑色」の細い蔓の部分(分岐の先)を
いただくようにしています


来年またたくさんのこどもが
増えますように・・・


また来年も同じ里山
多摩丘陵のみどりがありますように・・








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